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名古屋エリアのM&A・会社売却・事業承継を譲渡企業様手数料0円で支援します。
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名古屋の会社売却と事業承継を相談する経営者
名古屋M&A総合センターについて

会社の価値と
人のつながりを、
次の経営へ。

名古屋市・愛知県の会社売却、M&A、事業承継について、まだ方針が固まっていない段階から相談できる窓口です。財務だけでは伝わりにくい商流、従業員、技術、設備、許認可、取引関係を整理し、秘密保持に配慮しながら次の選択肢を考えます。

譲渡企業様の無料相談 買い手企業様向け登録

譲渡企業様が当センターへ支払う相談料・着手金・中間金・月額報酬・成功報酬は0円です。外部専門家費用や登記・印紙、その他実費等は個別に確認が必要です。※画像はイメージです。

譲渡企業様の手数料0円当センターへの相談料から成功報酬まで
名古屋・愛知の企業に対応商流・雇用・設備・取引関係を整理
社名非開示から相談可能売却未定の検討初期にも対応
NDAと段階的な開示確認と秘密保持を重ねて共有

OUR ROLE

名古屋・愛知の経営者様が、納得して次の一歩を選ぶために

会社の将来を考えるきっかけは一社ごとに異なります。後継者候補が決まらない、代表者の引退時期を考えたい、採用や技能承継に課題がある、設備投資を単独で続けるか迷っている、家族や従業員にどのような形で事業を引き継ぐべきか分からない。こうした課題に、最初から一つの正解があるとは限りません。名古屋M&A総合センターは、株式会社M&A Doが運営する会社売却・事業承継の相談窓口として、売却を決める前の情報整理から候補先探索、条件調整、契約後の引き継ぎまでを支援します。

価格だけで会社を測らず、従業員、取引先、商流、技術、屋号、地域顧客との関係まで含めて「何を次へ残したいか」を整理します。

このページで分かること

  1. センターの役割
  2. 検討初期の相談
  3. 守りたい条件
  4. 手数料0円の範囲
  5. 秘密保持・NDA
  6. 支援内容
  7. 企業価値診断
  8. 数字以外の価値
  9. 製造業の確認点
  10. その他業種の確認点
  11. 従業員と技能
  12. 商流と取引関係
  13. 設備・許認可等
  14. 候補先の比較
  15. 相談から引き継ぎ
  16. 運営・相談方法
  17. よくあるご質問
01 / OUR ROLE

名古屋M&A総合センターとは

名古屋M&A総合センターは、名古屋市・愛知県で会社売却、第三者承継、事業譲渡、M&Aによる事業の承継や成長を検討する経営者様のための相談窓口です。運営会社である株式会社M&A DoのM&A仲介・アドバイザリー、事業承継、企業価値評価、PMI支援等の知見をもとに、意思決定に必要な情報を順序立てて整理します。

相談の目的は、ただ会社を売ることではありません。親族内承継、役員・従業員への承継、外部の第三者への承継、事業の一部譲渡、当面は現状を維持する選択肢を含め、どの方法が会社と関係者に合うのかを考えることが出発点です。M&Aが有力な選択肢となる場合もあれば、社内整備を進めてから時期を改める判断や、候補先との条件が合わず進めない判断もあります。

当センターは国や自治体の公的機関ではありません。中小M&Aガイドラインの趣旨を踏まえ、手数料、支援範囲、秘密保持、利益相反、契約、意思決定について説明する民間の相談窓口です。個別の法務、税務、会計、労務、許認可、経営者保証は、必要に応じて各分野の専門家や金融機関等による確認が必要です。

02 / 早めのご相談

会社売却を決める前から相談できます

「まだ家族にも話していない」「数年後の引退を考え始めただけ」「自社に譲渡価値があるのか分からない」という段階で、詳細な方針を決めることは難しいものです。初期相談では、会社名を出さず、業種、地域、売上規模、従業員数、相談の背景、希望時期など、会社を特定しにくい概要から話を始められます。

まず確認したいのは、経営者様が感じている課題です。後継者候補、株主構成、代表者の年齢、設備更新、人材採用、借入や個人保証、商流上の立場、事業を引き継いでほしい時期を一つずつ整理すると、今すぐ候補先を探すべきか、先に社内整備や家族・株主との話し合いを進めるべきかが見えやすくなります。

方針が未定でも相談可能

売却を前提にせず、親族内承継や役員・従業員承継も含め、判断材料と準備課題を整理します。

相談や診断で売却を強制しない

情報を得たうえで進めない、時期を改めるという判断もあります。各段階で意思確認を重ねます。

相談前に分かる範囲で整理したいこと

初回相談のために、最初から精密な資料一式をそろえる必要はありません。会社をどうしたいと考え始めたのか、いつ頃までに方向を決めたいのか、家族や株主にどこまで話しているのか、従業員や取引先について特に心配していることは何かを、箇条書きで構いませんので整理しておくと話しやすくなります。

売上、利益、借入、従業員数等は概算からでも相談を始められます。分からない項目を無理に推測せず「確認が必要」と分けておくことも大切です。相談の入口で取引先名や従業員名をすべて開示する必要はありません。開示範囲は相談目的と進行段階に合わせて確認します。

03 / PRIORITIES

価格と同時に「守りたい条件」を言葉にします

会社売却では譲渡価格が大切ですが、経営者様が残したいものが価格だけとは限りません。従業員の雇用、主要取引先との関係、屋号やブランド、店舗・工場・倉庫の存続、地域顧客へのサービス、長年培った技術、代表者が引き継ぎに関与する期間など、会社の継続に関わる条件を早い段階から整理します。

すべての希望を同じ強さで提示すると、候補先との調整が難しくなる場合があります。そのため、譲れない条件、できれば実現したい条件、候補先の提案を見て調整できる条件に分けます。希望価格についても、株主間の配分、退職後の生活設計、役員退職金、税務上の影響等を含め、専門家確認が必要な論点を明らかにします。

  • 従業員の雇用や処遇について、どのような希望を伝えたいか
  • 屋号、ブランド、店舗、工場、地域サービスを残したいか
  • 主要取引先・仕入先へ、誰がいつ説明するか
  • 代表者や親族が、成約後どの程度の期間関与できるか
  • 譲渡価格以外に重視する買い手の姿勢や運営方針は何か

雇用、取引、屋号、拠点、サービスの継続等は重要な交渉条件として整理できますが、候補先や関係者との合意を伴うため、実現を保証するものではありません。

家族・株主との話し合いは、候補先探索とは分けて準備します

第三者承継を検討するときは、家族の希望と、会社法上の意思決定に関わる株主の確認を混同しないことが大切です。まず株主名簿、持株比率、種類株式の有無、過去の株式移動、相続や贈与の状況を確認し、誰の同意や手続が必要になり得るかを整理します。そのうえで家族には、売却するかどうかを結論として伝える前に、引退時期、今後の生活、親族の会社への関与、個人所有資産、保証や担保について、何が決まっていて何が未定かを分けて説明します。

相談開始、企業価値診断、候補先への社名開示、基本合意、最終契約では、必要な意思決定の重さが異なります。全員へ同じ時期に同じ情報を広げるのではなく、守秘義務、利害関係、議決権、感情面への配慮を踏まえて説明順序を決めます。株主が複数いる場合は相談窓口を一人に定め、面談記録と確認事項を残すと、伝言による認識差を抑えやすくなります。親族内承継や役員・従業員承継と比較した結果、第三者承継を進めない判断もあり得ます。

04 / FEES

譲渡企業様が当センターへ支払う手数料は0円

名古屋M&A総合センターでは、譲渡企業様が当センターへ支払う相談料、着手金、中間金、月額報酬、成功報酬を0円としています。売却を決める前の相談、企業価値の整理、候補先探索、条件調整を進める際も、これらの当センター手数料はありません。

0円

0円の対象は、譲渡企業様が当センターへ支払う手数料です

相談料・着手金・中間金・月額報酬・成功報酬を対象とします。料金方針の主語と範囲を明確にして説明します。

「M&Aに関するあらゆる費用が無料」という意味ではありません。弁護士、税理士、司法書士その他の外部専門家へ依頼する費用、登記、印紙、交通費その他の実費等は、必要性、依頼先、負担者を個別に確認します。買い手企業様に費用が発生する場合は、発生条件、算定方法、支援範囲、相手方費用の有無を事前に説明する方針です。

料金だけでなく、支援範囲、契約期間、専任・専属条項、直接交渉制限、テール条項、解除条件、情報管理、利益相反への対応も契約前の確認事項です。詳細は中小M&Aガイドラインの遵守についてをご覧ください。

05 / 秘密保持

秘密保持・NDAと段階的な情報開示

会社売却の検討情報が予定より早く広がると、従業員の不安、取引先からの問い合わせ、金融機関との関係、採用活動等へ影響する可能性があります。そのため、初期相談では会社名を出さず、業種、地域、規模、特徴、希望条件を抽象化した情報から検討を始められます。

候補先へ社名や詳細資料を開示するときは、関心の有無だけでなく、開示目的、受領者、情報の利用範囲を確認し、必要に応じてNDAを締結します。社名開示後も、すべての情報を一度に渡すのではなく、候補先の検討段階と必要性に応じて、決算、取引先、人員、契約、設備等の開示範囲を調整します。

情報管理の基本:「誰に」「何の目的で」「どの情報を」「いつ開示するか」を確認し、譲渡企業様の承認を得ながら段階的に進めます。

秘密保持の仕組みを整えても、情報漏えいの可能性を完全にゼロにできると断定することはできません。候補先の選定、資料から識別情報を外す方法、共有データの閲覧権限、従業員や取引先への説明時期を具体的に設計し、リスクを抑える進め方を重視します。

相談段階ごとに、開示する資料と目的を分けます

資料は最初から一式を外部へ渡すのではなく、意思決定に必要な範囲を段階的に整えます。初期相談では、社名を伏せた業種、地域、売上・利益の概算、従業員規模、相談理由、希望時期から始められます。秘密保持の確認後は、決算書、試算表、借入、株主構成、主要顧客への依存度、設備・許認可等を整理し、候補先へ何を示すかを確認します。社名開示や経営者面談の後は、候補先の目的と質問に応じて、契約、人員、月次推移、品質、在庫、法務・労務等の資料を追加します。

各資料には基準日、作成者、更新日、数値の出所を付け、推測値と確認済みの事実を分けます。不明点を空欄のままにせず「確認中」と示すことで、説明の変化を追いやすくなります。開示後は閲覧者と更新履歴を管理し、不要になった資料の返却・削除方法もNDAと合わせて確認します。NDAを締結したことだけで全資料の共有が必要になるわけではありません。全体の段階はM&Aの流れ、財務と事業情報の入口は企業価値診断で確認できます。

06 / SUPPORT

検討初期から引き継ぎまでの支援内容

会社売却は候補先を見つけるだけでは完了しません。正確な情報を整理し、どの段階で誰に開示するかを決め、経営者面談、条件確認、各種調査、契約、クロージング、業務移行へ進みます。当センターでは、各段階で次に何を準備し、何を判断するかが分かるように進行を支援します。

匿名相談・論点整理

譲渡理由、希望時期、事業概要、株主、従業員、借入、守りたい条件を確認します。

企業価値診断

財務だけでなく、顧客、商流、技術、人材、設備、許認可、承継条件を整理します。

資料整理・ノンネーム

決算書、契約、設備、人員等を整え、会社名を伏せた概要で候補先の関心を確認します。

候補先探索・面談

買収目的、事業上の相性、資金面、運営体制、雇用方針等を確認して面談へ進みます。

条件交渉・契約支援

価格、譲渡範囲、雇用、引き継ぎ、表明保証等を整理し、専門家確認を含む手続きを支援します。

成約後の引き継ぎ

従業員説明、取引先対応、権限移行、業務ルールや技能の共有等、次の体制への移行を支援します。

詳しい進行はM&Aの流れ、譲渡企業側の支援は名古屋で会社売却をご検討の方へでも確認できます。

07 / 企業価値の評価

企業価値診断で、強みと準備課題を整理します

企業価値診断は、一つの金額を断定するためだけの作業ではありません。会社の財務、事業の強み、商流、承継条件、リスクを整理し、候補先が何を確認するのか、譲渡前にどの課題を整えられるのかを考えるための検討材料です。

財務情報

売上、利益、純資産、借入、役員報酬、遊休資産、一時的な費用等から実態収益を考えます。

事業の強み

顧客、商流、技術、人材、設備、立地、許認可、ブランド、継続性を整理します。

承継条件

希望価格、雇用、取引継続、代表者の引き継ぎ期間、拠点や屋号、譲渡範囲を確認します。

リスクと準備課題

代表者依存、顧客集中、契約未整備、設備更新、在庫、簿外債務等の論点を整理します。

診断結果は成約価格や売却可能性を保証するものではありません。実際の条件は、候補先の買収目的、相乗効果、資金調達、調査結果、交渉内容、市場環境等によって変わります。詳細は企業価値診断ページをご覧ください。

企業価値・株式価値・最終的な手取りは同じではありません

企業価値診断で整理する金額と、株主が受け取る株式の対価、税金や外部専門家費用等を考慮した最終的な手取りは、同じとは限りません。一般に、事業全体の価値を考えた後、現預金、借入金、役員借入金、リース、未払項目等を確認し、株式価値や契約上の価格調整を検討します。正常な運転資金をどこまで会社に残すか、基準日から成約日までの増減をどう扱うかによっても、最終条件は変わり得ます。買い手の提示額に複数の支払方法や条件が含まれる場合は、額面だけでなく、支払確実性、前提条件、解除・補償との関係も確認します。

役員退職金、会社所有・個人所有の不動産、貸付金、配当等を組み合わせる場合は、会社の資金繰り、税務、金融機関との合意、他の株主への説明を切り分けます。表示された診断額だけで生活設計や納税額を確定せず、契約方式と支払時期を含めて税理士、弁護士等の専門家へ確認することが大切です。詳しくは運転資金とネットデットによる価格調整、役員退職金の検討事項もご覧ください。

設備と技術を確認する愛知の製造業M&Aのイメージ
設備、図面、品質、技術、人材など、現場にある価値も確認します。※画像はイメージです。
08 / 事業の価値

決算書だけでは伝わらない会社の価値

名古屋市・愛知県の企業を紹介する際も、地域名だけで価値を断定することはできません。候補先が確認するのは、その会社がどのような顧客に、どのような商品・技術・サービスを、どのような体制で提供し、譲渡後も再現できるかという具体的な情報です。

長年の取引関係、紹介経路、短納期対応、品質管理、現場改善、熟練技能、屋号、店舗立地、予約・顧客管理、仕入先・外注先との連携などは、決算書だけでは説明しきれない場合があります。その価値が受注、利益、顧客維持、品質、採用、事業継続にどう結びついているのかを言葉と資料にします。

一方で、良い点だけを並べると、後の調査で説明との違いが生じます。代表者依存、特定得意先への集中、設備老朽化、資格者不足、契約未整備、値上げの難しさ等も早めに整理し、対応状況を示すことが大切です。課題を開示することは価値を下げるためではなく、候補先が引き継ぎ方法と必要投資を現実的に検討するための準備です。

09 / 製造業

製造・自動車関連・部品加工で確認したい実務

公開サイトでは、自動車関連、部品加工、金型、切削、プレス、樹脂成形、表面処理、組立、検査工程等を対応領域として掲げています。地域や業種だけで評価を決めず、工程ごとの役割、顧客との商流、設備、人材、品質、原価、外注体制を具体的に整理します。

商流と得意先構成

一次・二次等の取引上の位置、得意先別売上、契約・内示、価格改定、受注変動、代替顧客の有無を確認します。

設備・金型・保全

設備台帳、年式、稼働状況、修繕、更新投資、リース、金型・治具・支給品の所有関係を整理します。

技能・品質・検査

技能者、資格者、検査体制、不良・クレーム対応、トレーサビリティ、顧客監査への対応を確認します。

原価・在庫・外注

材料費、加工費、電力、人件費、仕掛品、在庫評価、リードタイム、外注先と内製範囲を整理します。

「愛知だから高く評価される」「自動車関連なら必ず買い手が見つかる」とは限りません。取引の継続性、顧客集中、設備投資、技術の再現性、品質リスク等を個別に確認し、候補先が理解できる資料へ落とし込みます。

10 / INDUSTRIES

物流・建設・卸売・地域サービスの確認事項

業種名が同じでも、顧客、許認可、人員、設備、契約、収益構造は会社ごとに異なります。公開サイトで対応領域として掲げる業種についても、一般論をそのまま当てはめず、自社の事実と資料で説明できる状態をつくります。

物流・倉庫・運送

荷主構成、運送・保管契約、車両、倉庫、営業所、人員、燃料費、外注比率、庫内オペレーションを確認します。

建設・設備工事

建設業許可、技術者、現場管理、協力会社、受注残、元請・下請比率、工事台帳、安全管理を整理します。

卸売・専門商社

販売先と仕入先、商品別粗利、在庫、価格条件、与信、営業担当者への依存、独占・代理店契約を確認します。

医療・介護・店舗

資格者、人員配置、店舗・施設契約、顧客基盤、予約、紹介経路、院長・店長依存、地域での評判を扱います。

介護・医療周辺では、稼働率、職員定着、行政対応、利用者への説明を整理します。

飲食店・店舗サービスでは、屋号と常連顧客との関係を引き継ぐため、立地、スタッフ、口コミ、運営手順を整理します。

IT・業務システム

契約形態、継続課金、開発・保守体制、ソースコード、知的財産、個人情報、主要技術者への依存を整理します。

不動産・専門サービス

免許・資格、管理契約、顧客情報、紹介ルート、担当者の関係、事務所契約、利益相反や守秘義務を確認します。

許認可、資格、契約、個人情報の移転方法は、業種と譲渡手法によって異なります。承継・再取得・同意・通知の要否は、所管行政庁や専門家を含めて個別に確認します。

11 / 人材・技能

従業員・キーマン・技能の引き継ぎ

従業員は事業を動かす中心です。M&Aの検討では、氏名等の個人情報を必要以上に開示せず、部署、担当業務、年齢構成、勤続年数、資格、雇用形態、給与、退職金、担当顧客、技能、管理上の役割を整理します。特定の人に集中している業務があれば、候補先が引き継ぎ計画を検討できるよう可視化します。

熟練技能、営業関係、仕入れの目利き、品質判断、現場の段取り等は、本人の経験の中にあり、文書化されていないことがあります。写真、動画、標準作業書、チェックリスト、教育担当者、習熟期間等を整理すると、承継後の教育計画を考えやすくなります。

従業員へ伝える時期も慎重に決めます。候補先や条件が定まる前の説明は不確かな情報を広げる可能性がある一方、重要なキーマンへ相談できないことで準備が不足する場合もあります。必要性と漏えいリスクを比較し、説明者、対象者、内容、想定質問を用意します。雇用継続は重要な交渉条件ですが、個別事情と候補先との合意を伴うため保証はできません。

12 / 取引関係

顧客・仕入先・商流を引き継ぐ準備

会社の強みが、顧客との距離の近さや長年の信用に支えられていることがあります。一方、口頭合意や代表者個人の関係に依存している場合、候補先は成約後も取引が続くかを慎重に確認します。得意先別売上、取引年数、契約書、発注方法、価格改定、回収条件、季節変動、解約条項、代表者の関与度を整理します。

製造・卸売等では、系列や下請け階層、特定得意先依存、支給品、金型、品質保証、値決め等も重要です。仕入先や外注先については、代替先、特別な価格条件、納期、品質基準、所有物を確認します。取引先への説明は候補先や契約条件が固まる前に広げず、必要な同意や通知を契約書で確認します。

屋号、ブランド、電話番号、ウェブサイト、SNS、予約システム、会員情報、口コミページ等も顧客接点です。誰がアカウントを管理し、譲渡可能か、個人情報をどのように扱うかを確認します。取引や顧客関係の継続は相手方の判断を伴うため保証できませんが、説明と引き継ぎ計画によって継続条件を検討しやすくします。

13 / 資産・法令遵守

設備・不動産・許認可・借入・保証を整理する

会社の資産や契約は、株式譲渡と事業譲渡で引き継ぎ方が異なる場合があります。土地・建物が会社所有か個人所有か、工場・倉庫・店舗が賃借か、設備にリースや担保があるか、賃貸人や金融機関の承諾が必要かを確認します。設備・車両は取得年月、簿価、稼働状況、修繕予定、所有者を台帳で整理します。

許認可には、会社に紐づくもの、事業所や責任者に紐づくもの、譲渡方法によって再取得が必要なものがあります。「M&Aならそのまま引き継げる」とは限りません。更新期限、名義、必要資格者、行政への届出、過去の指導・改善状況等を確認し、必要に応じて所管行政庁や専門家に照会します。

借入、個人保証、担保、役員借入金、未払残業、保証債務、訴訟・クレーム、環境リスク等は交渉に影響します。問題を隠すのではなく、事実と対応状況を整理し、候補先が条件を検討できるようにします。個人保証の解除や借換えは金融機関等の判断を伴うため、成約と同時に必ず解消できるものではありません。

株式譲渡と事業譲渡では引き継ぐ対象が異なります

株式譲渡では法人格を継続したまま株主が変わりますが、支配権変更に関する契約条項、許認可、金融機関との合意等を確認します。事業譲渡では移す資産、負債、契約、従業員等の範囲を定め、個別同意や許認可の再取得が必要になる場合があります。適切な方法は株主、資産・負債、税務、契約、許認可、従業員、候補先の目的により異なるため、専門家と確認します。

14 / 買い手の選定

候補先を探す方向と比較する条件

候補先には、同業企業、隣接業種、地域拡大を目指す企業、技術・人材・顧客基盤を求める企業、新規事業へ参入したい企業等、複数の方向があります。最初から一社に絞らず、事業の強みと守りたい条件に合う候補先像を整理し、会社名を伏せたノンネーム情報で関心を確認します。

候補先から関心が示された後は、買収目的、資金調達、意思決定者、運営体制、現場理解、雇用方針、地域の取引先への考え方、代表者に期待する引き継ぎ期間等を確認します。価格が高くても、買収目的や運営方針が合わなければ、事業継続に関する不安が残る場合があります。

比較したい項目:提示価格、資金の確実性、買収目的、現場理解、雇用方針、拠点・屋号の扱い、代表者の引き継ぎ負担、契約条件、調査範囲、意思決定の速度。

「最適な買い手が必ず見つかる」とは限りません。探索の結果、条件が合わず進めない判断もあります。複数の軸で比較し、疑問を経営者面談や質問事項に落とし込み、会社の将来を任せられる相手かを判断するプロセスを支援します。

15 / 手続き・引継ぎ

相談から契約・引き継ぎまでの基本的な流れ

案件ごとに順序や期間は異なりますが、一般的には次のような段階で進みます。各段階の目的を理解し、開示情報と意思決定を確認しながら、戻れる状態を保って進めることが重要です。

  1. 無料相談事業概要、相談理由、希望時期、守りたい条件を必要最小限から確認します。
  2. 秘密保持・資料整理情報管理の方法を決め、決算、取引先、従業員、契約、設備、借入、許認可等を整理します。
  3. 企業価値診断財務、事業の強み、商流、承継条件、準備課題を整理して検討材料をつくります。
  4. 候補先探索会社名を伏せたノンネーム情報で関心を確認し、候補先の目的や基本条件を見ます。
  5. NDA・詳細開示開示目的と受領者を確認し、秘密保持契約等のもとで情報を段階的に共有します。
  6. 経営者面談・条件交渉価格、譲渡範囲、雇用、屋号、引き継ぎ等の主要条件を確認します。
  7. 基本合意・調査独占交渉や調査条件を確認し、財務・税務・法務・労務・事業等の調査を受けます。
  8. 最終契約・クロージング最終条件と契約条項を専門家と確認し、対価決済、株式・資産の移転を進めます。
  9. 従業員・取引先説明合意内容に沿い、説明者、時期、内容、想定質問を整えて関係者へ伝えます。
  10. 引き継ぎ・PMI権限、情報、技能、顧客、契約、システム、業務ルールを次の体制へ移します。

基本合意は主要条件の方向性を確認するもので、最終契約や成約を確定するものではありません。調査では資料の出所、基準日、更新履歴をそろえ、分からない点は確認中と明示します。最終契約では価格だけでなく、実行前提条件、支払、表明保証、補償、競業避止、引き継ぎ、解除等を確認し、内容を理解したうえで意思決定します。

成約までの期間は、事業、資料、候補先探索、交渉、調査、資金調達、許認可等によって変わり、一律に約束できません。成約後も従業員、取引先、金融機関への説明、旧代表者の関与期間、印章・口座・システム権限、見積・発注・請求等の業務手順を整理します。運営会社は事業内容としてPMI(経営統合)サポートも掲げていますが、成約後の業績、雇用、取引継続を保証するものではありません。

成約後の初期運営から逆算して引き継ぎを設計します

引き継ぎ計画は「成約後100日」のような一律の期間へ当てはめるのではなく、事業の繁忙期、締日、許認可、品質管理、主要顧客との更新時期、代表者やキーマンが関与できる期間に合わせて設計します。成約当日に必要な事項、初期に共同で行う事項、運営が安定してから移す事項を分け、代表印、口座・支払権限、給与、受発注、請求、在庫、ITアカウント、安全管理、クレーム対応、金融機関・取引先への説明について担当者と確認日を置きます。

旧代表者が残る場合も、役職名だけでなく、決裁できる範囲、顧客訪問、採用・評価への関与、緊急時の連絡、退任条件を具体化します。引き継ぎ開始後は、週次・月次の確認項目と未解決事項の責任者を定め、状況に応じて順序を更新します。従業員や取引先への説明では、確定事項と協議中の事項を分け、質問の受付方法を準備します。計画を作っても業績、雇用、取引継続を保証できるものではありませんが、抜け漏れと認識差を早期に見つける助けになります。契約前から引き継ぎを考える視点は中小M&Aガイドライン第3版とPMI準備でも解説しています。

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技術と取引関係を次の経営体制へ引き継ぐイメージ
現場手順、顧客関係、役割を共有し、次の経営体制へつなぐ準備を行います。※画像はイメージです。
16 / 運営会社・お問い合わせ

運営会社・名古屋オフィス・相談方法

名古屋M&A総合センターは、株式会社M&A Doが運営しています。代表取締役は濱田 啓揮、本社所在地は東京都港区北青山一丁目3番1号 アールキューブ青山3階です。公開会社概要には、名古屋オフィスとして愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24-5 第2森ビルが掲載されています。

支援にあたっては、中小M&Aガイドラインの趣旨を踏まえ、手数料と支援範囲、秘密保持、買い手確認、利益相反、意思決定、契約内容、広告・営業について説明する方針です。これは、公的機関による認定や推薦を意味するものではありません。双方に関わる場合の立場や報酬、情報開示は利益相反管理方針で確認できます。

譲渡を検討する経営者様は譲渡企業様専用フォームから相談できます。買収・譲受を検討する企業様は買い手企業様向けフォームへ希望業種、地域、規模等を登録できます。フォーム送信は相談・登録の受付であり、受任や成約を確定するものではありません。電話受付は公開サイト上で平日10時から17時、フォームは24時間受付と案内されています。

譲渡企業様へ

売却未定、社名非開示の相談、企業価値の確認から始められます。当センターへ支払う所定の手数料は0円です。

買い手企業様へ

希望業種、エリア、投資規模、時期を登録できます。費用条件は個別契約と事前説明に基づきます。

サービス内容、情報管理、説明、利益相反等に疑問がある場合は、苦情・相談窓口も公開されています。法務、税務、会計、労務、許認可、保証等の最終判断は、内容を理解しないまま進めず、専門家から説明を受けて意思決定します。

よくあるご質問

よくあるご質問

まだ会社売却を決めていなくても相談できますか?

はい。親族内承継、役員・従業員承継、第三者承継、当面は売却しない選択肢を比較する段階から相談できます。相談や診断が売却を強制するものではありません。

会社名を出さずに相談できますか?

初期段階は社名を伏せた概要相談が可能です。候補先への社名や詳細資料の開示は、NDAや開示範囲の確認を経て段階的に進めます。

譲渡企業側の手数料は本当に0円ですか?

譲渡企業様が当センターへ支払う相談料、着手金、中間金、月額報酬、成功報酬は0円です。対象範囲を契約前に確認します。

M&Aに関する費用はすべて0円ですか?

手数料0円の対象は、譲渡企業様が当センターへ支払う所定の手数料です。外部専門家、登記、印紙、その他実費等は必要性と負担者を個別に確認します。

初回相談にはどのような資料が必要ですか?

最初は分かる範囲の概要から始められます。進行に応じて、決算書、試算表、契約、人員、設備、借入、許認可等を整理します。

企業価値診断では何を確認しますか?

財務に加え、顧客、商流、技術、人材、設備、許認可、代表者依存、希望価格、引き継ぎ期間等の承継条件を確認します。

診断された価格で必ず売却できますか?

いいえ。診断は検討材料であり、成約価格や売却可能性を保証するものではありません。候補先、調査、資金調達、交渉等で条件は変わります。

赤字や借入がある会社でも相談できますか?

状況を伺うことは可能です。事業、資産、人材、取引関係、借入、保証等を整理しますが、譲渡可能性や成約は個別の条件によって異なります。

従業員に知られずに進められますか?

初期段階では情報を限定し、NDAと段階的な開示を用いて説明時期を設計します。ただし、情報漏えいを完全に防げると保証するものではありません。

従業員の雇用は必ず継続されますか?

雇用と処遇は重要な交渉条件として整理できますが、候補先との合意や個別事情を伴うため保証はできません。希望内容を具体化して確認します。

取引先や仕入先との関係はそのまま引き継げますか?

契約、譲渡方法、通知・承諾条項、相手方の判断等によります。主要先への説明時期と引き継ぎ方法を個別に確認します。

許認可や個人保証は自動的に引き継がれますか?

自動的とは限りません。許認可の承継・再取得、保証解除・借換え等は、所管行政庁、専門家、金融機関を含めた個別確認が必要です。

候補先はどのように探しますか?

同業、隣接業種、地域拡大や成長投資を検討する企業等、複数の方向性を考え、まず会社名を伏せたノンネーム情報で関心を確認します。

成約までどのくらいかかりますか?

事業内容、資料、候補先探索、交渉、調査、資金調達、許認可等で異なるため、一律の期間を示すことはできません。

誰が運営し、名古屋に窓口はありますか?

株式会社M&A Doが運営しています。公開会社概要には、愛知県名古屋市中村区名駅の名古屋オフィスが掲載されています。

まずはご相談から

売却を決める前の整理から、お聞かせください

会社名を伏せた相談から始められます。従業員、取引先、商流、技術、地域との関係を大切にしながら、どのような選択肢と準備があるのかを整理します。

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